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2025年に実施された「第二消防方面合同水防訓練」に、IDS池上ドローンスクールが参加しました。
大田区を中心に行われたこの大規模な訓練では、実際の災害現場を想定し、ドローンによる空撮や情報収集が行われました。
今回は、その訓練の様子とともに、IDS池上ドローンスクールの取り組みや、実践を通じて見えてきたドローンの可能性についてご紹介します。
まずは「第二消防方面合同水防訓練」について解説します。
「第二消防方面合同水防訓練」は、毎年東京都内で行われている大規模な防災訓練のひとつ。
特に多摩川流域を抱える大田区や品川区など、水害リスクの高い地域が含まれる第二方面本部のエリアでは、梅雨や台風の時期に備えた実践的な訓練が欠かせません。
また、この訓練は大田区や品川区などを管轄する第二消防方面本部の関係機関が連携し、地域の防災力を高めることを目的としており、訓練では河川の氾濫や土砂災害などの自然災害を想定したリアルなシナリオが組まれ、土のうの設置や人命救助、情報伝達の流れなどを確認します。
関係機関の連携を深めると同時に、地域住民の防災意識向上にもつながる重要な取り組みです。
令和7年度の訓練は、大田区の多摩川田園調布緑地にて実施されました。
区、第二消防方面本部、第二消防方面内各消防署、区内各消防団、自治会・町会(市民消火隊含む)、災害時支援ボランティアなど多くの関係機関が連携して総勢約300名が参加し、実践的な訓練が行われました。
内容は、土のう工法や可搬式ポンプによる排水活動等の水防活動の実演や水難救助活動を実施。
IDS池上ドローンスクールも技術協力として現地に参加し、訓練の空撮や状況把握支援を担当しました。
災害時におけるドローンの有効性を多くの参加者が実感する機会となり、今後の本格導入に向けた第一歩としても意義のある訓練となりました。
IDS池上ドローンスクールは、広域で行われた今回の水防訓練において、ドローンによる監視・警戒活動を通じて現場の安全確保と状況把握に貢献しました。
広範囲にわたる訓練会場では、地上からの視認が難しい場所も多く、上空から状況を確認できるドローンを活用。
ドローンによる監視・警戒活動では、河川や堤防周辺の状況を上空からチェックし、訓練中の安全確保や進行状況の把握にも役立てられました。
災害時には、現場の安全確認や状況把握が求められますが、今回の訓練を通じて、ドローンが災害対応の「目」として有効であることが改めて確認されたと言えるでしょう。
今後、学んだドローン技術はどのように活かすことができるのかを解説します。
今回の水防訓練のような現場を通じて分かったことは、災害対応におけるドローンの役割が確実に広がっているということ。
近年では、自治体や消防などの公的機関でもドローンの導入が進んでおり、災害時の監視や捜索、状況把握などに活用されるケースが増えています。
その一方で、実際に現場で使える技術を持った操縦者は、まだまだ足りていないのが現状です。
特に、緊急時においても落ち着いて飛行を行い、状況判断ができる災害対応に強い操縦士は、非常に重宝されています。
また、資格保有者の信頼性と需要も高まっています。
今後は防災・インフラ点検・警備・物流など、さまざまな分野でドローン技術を活かせる場面が広がっていくことが予想されます。
今回の第二消防方面合同水防訓練では、ドローンが災害現場で求められる存在になっていることが改めて示されました。
IDS池上ドローンスクールでは、飛ばす技術だけでなく、実際の現場で「使える力」を育てる実践的な学びができます。
「自分も誰かの役に立てるような操縦士になりたい」と思ったときが、ドローンを学び始める絶好のタイミング。
未来の災害対応や地域貢献の一員として、自分の技術を活かしてみませんか?
ぜひIDS池上ドローンスクールで、ドローンの可能性を一緒に広げていきましょう。
参考:https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/chiiki/bousai/suigai/ota-suibo-kunren.html